僕は小さいものが好きだ!
そんな僕がちょっと気に入らないのが・・・
「最近のスマホでかすぎじゃね!?」
って話ですよ。
僕がいまメインで使っているXiaomi 8は6.21インチ
まぁ、とてもいいスマホだとは思うのですが、小さい物好きの心を揺さぶる要素は一切ないわけですよ。
そんな僕が2年弱前にゲットしたのがMelrose S9P
なにかというと2.5インチと超小さいアンドロイドスマホなのです。これを見つけたときには小躍りして速攻でゲットしたのですが・・・
キーホルダーにしてもいいんじゃないかというくらいメチャ小さく軽いという時点で僕的には満足だったわけですが、あの頃は製品の品質ももうひとつな上に液晶が小さすぎてとにかく文字入力が難しい。
電池も持たないし・・・
話のネタには最高だけど実用度は低いという商品だったわけです。
が!
中華プロダクツの進化は早い。
あれから2年、ついに実際に普段使いに耐えられる超小型スマホが登場しました
で、早速ゲットしたSOYES S10
3インチとこれまた小さい液晶を、防水・防塵・対ショック仕様の頑丈の筐体に包んじゃった意欲作です。
ちなみに同じくらいのスペックだとSOYES XSがあってこちらのほうが安いし何より小さいのですが、タフネスな仕様に惚れてSOYES S10をゲットしてしまいました(笑)
いや~、これですね
結論から書くと、超進化してます。んで、この小ささも女性など手が小さい方ならぎりぎり普段使いにしても行ける程度まで来てます。電池もまぁまぁ持つし!
ってことで早速開封して細かいところを見ていきましょう!
不足品は取扱説明書と充電用USB電源、USBケーブルのみと至ってシンプル
手のひらの半分くらいのサイズ。
僕は男性としては手が小さい方だと思うのでホント小さいですよ
本体右側には、PTT、カメラボタン、SIM/TFカードスロットがあります。
PTTボタンはトランシーバーアプリ「Zello PTT Walkie Talkie」をインストールして使う際に使うもので、こちらのボタンを押すだけで直接話ができるらしいのですが、それ以外の場面では特に使いみちがありません。
カメラボタンを押すと直でカメラが起動し、起動後はシャッターボタンとして使えるというのはちょっと便利
SIM/TFカードスロットには、合計で2枚のカードが収納可能
- SIMカード&SIMカード
- SIMカード&TFカード
といった形で差し込めますが、SIMカード&SIMカードの場合、SOYES S10では同時に使えるSIMカードは1枚のみとなります(正確には4G+2Gで2枚同時に使えるけど、日本では2Gの電波が飛んでないので実質1枚しか動かない)
なので現実的にはSIMカードを1枚刺して、残りのスロットにはTFカードを入れてメモリの拡張に利用するのがベストかと。
あ、そうそう、SIMカードスロットの開け方について。
SIMカードスロットの隣にネジがあって、一方、SIMカードスロットを出すための穴がないので、ネジを抜きたくなりますが、このネジを抜いてはいけません。
SIMカードスロットを開けるときはスロット下部の隙間になにか薄いものを突っ込んでぐいっとやる形になるので気をつけてください。
本体右側には、電源ボタン、SOSボタン、音量ボタンが並んでいます。
SOSボタンは名前からして緊急通報などができるっぽいのですが、イマイチ使い方がわかりません・・・
下部にはUSB Type Cの充電ポートがあります。
タフネス携帯ってことでこちらにもしっかりカバーがついてます
起動するとこんな感じ
もともと本体がめちゃ小さいので画面も3インチと小さいわけですが、480x854FWVGAのディスプレイなので文字を読んだりってのには大きな支障はありません。
初期の小型スマホではメニューが表示しきれないといった問題もあッたのですが、これまで使っている範囲では概ね問題なさそう?
液晶の品質も大幅に向上しているので精細で見やすいですよ。
初期状態で日本語がインストールされているので、設定->言語と入力->言語->日本語を選択で簡単に日本語表示に切り替えることが可能です。
ただし、表示が日本語に切り替わっただけで初期状態では日本語の入力ができないので、Google Playから「Google日本語入力」もしくは「Gboard」をダウンロードしてキーボードを有効にしておく必要があります。
大きさを比較するとこんな感じ。
左からiPhone 7、SOYES S10、Melrose S9P
厚さはこんな感じ
SOYES S10はタフネス設計とバッテリーがちょっと大きめなので厚さがあります
クレジットカードよりちょっと大きいくらい。
全体的な感想は?
使ってみての全体的な感想ですが、
- めちゃ進化してる!
- 品質も高めで実用に耐える小型スマホ
- 動作も軽快!
- バッテリーの持ちもなかなか
- 厚さは若干気になる
って感じでしょうか。
まず基本的な性能に関しては初期のMelrose S9Pなどと比べたら圧倒的に進化しており、ゲームなどスマホのスペックを要求されることをしなければ十分に実用的な品質になっています。
画面もめちゃきれいだし~
なによりタッチパネルの精度が段違いで、この小さい画面でもなんとか文字の入力が可能です。ただし指が太めの男性だときついかもってくらい誤打が発生するのは大きさ的な限界・・・
英語キーボードは結構厳しいけど日本語のフリック入力なら全然いけます!
バッテリーも大きめでいい~
この手の超小型スマホは小ささと引き換えにバッテリーの容量を削っているので、初期のモデルでは待機状態で半日くらいしか持たなかったのですが、SOYES
S10は2100mAhと大きめのバッテリーを積んでいるため待機状態なら30時間くらいはもちそう。
ただしその反面本体が厚くなってますが、タフネスボディであることも考えれば許容範囲。
電話とメッセージアプリをちょっとしか使わないメチャライトな方ならこれ一台で行けるかも・・・?とも思いますが、僕は結構ヘビーユーザーなのでネットを見るには画面が小さすぎますし、メッセージを大量に書くならやはりストレスはあるので、2台持ちが現実的かなとは思うのですが、極小スマホとしての完成度は非常に高まっていると思います。